卒論のパワポの作り方がわからない….
私自身も、卒論発表のときにパワポ作成に苦労したので一つの例としてご紹介したいと思います!
少しでも読みやすい資料を作ろうと努力することで、今後のプレゼンの機会にも役立つと思います。
パワポ資料を作る上で気をつけること
私がパワポ資料を作る上で気をつけていることは、以下の通りです。
- 文字は真っ黒ではなく、濃い灰色を使う
- テーマカラー・アクセントカラー・文字色以外は使わない
- 縦横のラインは必ず揃え
文字は真っ黒ではなく、濃い灰色を使う
文字の色はデフォルトで真っ黒になっていますが、プレゼン資料では濃い灰色を使うと読みやすくなります。
テーマカラー・アクセントカラー・文字色以外は使わない
どこを強調したいのかを明らかにするために、使う色は3色程度を心がけましょう。
私の場合は、テーマカラー:青、アクセントカラー:赤、文字色:濃い灰色にしています。
余談ですが、3色でデザインを考えるというのはこの本を参考にしました。(めちゃくちゃ売れているそうです)
縦横のラインは必ず揃える
これは当たり前のようですが、縦横のラインが揃っているだけでかなり読みやすくなります。
パワポのサジェスト機能を使って上手く揃えましょう。
ページ別テンプレート
目次
まずは、レイアウト例です。
- 文字だけのページだと味気ないので,左にスペースを入れています!
- できるだけ内容は詳細に書いたほうがいいです!
- 背景・目的・考察くらいの内容なら目次を省略してもいいと思います!
目次ページは少し個性が出てもいいと思うので,下の記事のような凝ったデザインもおすすめです!
おしゃれな目次ページはこちら
また、10分を超える発表であれば、下のように項目ごとに目次を出すこともおすすめです。
研究の背景
このページからページ番号を入れます。
全体のページ数を入れると聴く側もメリハリを持って聞けます。
ページ番号の入れ方はこちらを参考にしてください!
下の余白には、参考文献や注釈を入れると良いです。
- 研究分野に詳しくない人のために分野の大きなテーマを書いています。
- 近年の動向を少し詳細に説明しています。
- 文字だけで始めると退屈なので,統計データや一目でわかる画像を入れています。
研究の目的
- 1ページ目の説明にピンとこない人もいるため、何を解決したいのかを上に大きく書いています。
- 目的は一番大事なところなので、分野外の誰にでもわかるように書きましょう。
- 文字だけでなく、図があるとわかりやすいです。
時間が短い発表の時には、背景と目的を1ページにすることもあります。
研究概要(手順)
実験を行う理系の方は手順を詳しく説明することがあると思います。
- 手順はブロックに分けて順番に説明するのがおすすめです。
- 要点がわかるように短い説明→詳細という書き方をしています。
- 矢印は2つ書くのではなく、1つを下までつなげるとスッキリします。
研究概要(図などがある時)
図をベースに説明する時には、図を大きくしてそれに対する説明をします。
- 何を説明したいのかを明確にすると聞き手が理解しやすいと思います。
- 図はできるだけ大きく、説明は端的にを心がけましょう。
- 図のキャプション(図1 〇〇について)などは必ずつけましょう。
手法の比較
先行研究と自分の研究の比較などがある場合のレイアウトです。
- 比較は横並びするとわかりやすいです。
- 上の例では、2×2の表で手法を紹介しています。
結果(図やグラフが1つのとき)
- 結果の図やグラフは大きくしましょう。
- 軸の名前や目盛りもかなり大きくしないと見えないです。
- 研究の肝なので、伝えたいところはアクセントカラーを使いましょう。
卒論用のグラフの作り方は,下の記事で紹介しています。
卒論用のグラフの作り方
結果(図やグラフが2つのとき)
- 図やグラフが2つのときも1つのときと同じです。
- 可能な限り図やグラフは大きくしましょう。見えないと勿体無いです。
結果(表を使うとき)
- 表の場合も「表1 〇〇」などの説明が必要です。
- 強調したいところはセルの色で表現すると理解しやすいです。
考察
- 卒論では結果が出ないこともありますが、考察はできます。
- 文字だけでは伝わりにくいので、結果で使った図やグラフを再度貼るとわかりやすいです。
- 研究において「考察」は一番大切なので、質問もここからされることが多いです。
まとめ・今後の検討
- 文字だけでも大丈夫です。
- 時間が押した場合には読まないこともあるので、要点がわかりやすいように書きましょう。
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最後に
このレイアウトは一例に過ぎないので、自分がいいと思ったところだけ抽出して使ってもらえると嬉しいです!
他の方の記事もみて自分に合うレイアウトを作ってください!
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