APAスタイルとは
APAスタイルとは,参考文献の引用スタイルの名前で,主に文系(経済系・人文系など)の分野で用いられています。
論文や卒論を書く際の参考にしてみてください。
この記事の後半では,簡単にAPAスタイルを取得する方法もご紹介します。
文献別のAPAスタイルの書き方
「論文」を引用する場合
論文をAPAスタイルで引用するには,以下のように記載します。
例えば,以下のように引用します。
鳥海 不二夫, 榊 剛史, 吉田 光男(2020). 「ソーシャルメディアを用いた新型コロナ禍における感情変化の分析」『人工知能学会論文誌』35巻, 3号, pp.1-7.
また,「号」にあたる部分がない等の場合には次の項目に飛ばして書きます。
「書籍」を引用する場合
書籍をAPAスタイルで引用するには,以下のように記載します。
例えば,以下のように引用します。
門脇大輔, 阪田隆司, 保坂桂佑, 平松雄司(2019). 『Kaggleで勝つデータ分析の技術』. 技術評論社.
「Webサイト」を引用する場合
WebサイトをAPAスタイルで引用するには,以下のように記載します。
という書き方をします。
例えば,以下のように引用します。
野村総合研究所(2020). 「機械学習」. https://www.nri.com/jp/knowledge/glossary/lst/ka/machine_learning, (参照 2023-04-01)
「新聞記事」を引用する場合
新聞記事をAPAスタイルで引用するには,以下のように記載します。
という書き方をします。
例えば,以下のように引用します。
「AIの未来」『朝夜新聞』 朝刊 2023-07-01
簡単にAPAスタイルを取得する方法
「論文」のAPAスタイル取得方法
例として「ソーシャルメディアを用いた新型コロナ禍における感情変化の分析」という論文を引用する場合で紹介します。
手順① Google Scholarで論文を検索する
Google Scholarにアクセスして論文を検索します。
手順② 「引用」をクリック
左から2番目の「引用」をクリックします。
手順③ 「APA」の部分をコピペ
中段にAPAスタイルの引用方法が記載されているので,コピペします。
「書籍」のAPAスタイル取得方法
例として「Kaggleで勝つデータ分析の技術」という書籍を引用する場合で紹介します。
手順① Google ブックスで書籍を検索する
手順② 該当する書籍をクリックします
手順③「引用を作成」をクリック
図の下の方にある「引用を作成」をクリックします。
手順④「コピー」をクリック
上段にAPAスタイルの引用方法が記載されているので,コピペします。
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