文系大学生の方向けの参考文献の書き方を徹底解説します。
レポートや論文を書く際に参考にしてください!
理系の方はこちらをご覧ください。
参考文献の選び方
参考文献を書く上でポイントとなるのは以下の通りです。
参考文献を書く上で気をつけること
- 引用元の信憑性
- 文献一覧の書き方
- 本文での引用の書き方
こちらを1つずつご紹介します。
引用元の信憑性
レポートや論文で文献を引用する際には,そのデータの信憑性に注意する必要があります。
引用に適しているのは,以下のようなものです。こ
- 論文(できれば査読済み)
- 書籍
- 国の機関や研究機関が出している文書
- 企業が出している説明サイト(できれば避けたい)
論文であっても玉石混交であるので,できれば査読されているものが好ましいです。
論文が査読されているかは,以下のサイトで論文名を入力するとわかる場合があります。
論文を検索後,PEER REVIEWEDとなっていれば査読されていることを意味します。
文献一覧の書き方
文献の書き方にはいくつか流派があり,文系ではAPAスタイルというのが主に使われています。
絶対的な決まりはないので,指導教員の論文に合わせたり,所属学会の論文を見るなりするのがおすすめです。
APAスタイルのそれぞれの書き方をご紹介します。
論文の引用方法
著者名(出版年). 「論文名」『誌名』巻数, 号数 , pp. 〇〇-△△.
という書き方をします。
例えば,以下のように引用します。
また,「号」にあたる部分がない等の場合には次の項目に飛ばして書きます。
書籍
著者名(出版年). 「書名』. 出版社.
という書き方をします。
例えば,以下のように引用します。
Webサイト(PDFも含む)
著者名(年).「ページタイトル」. URL, (参照 YYYY-MM-DD)
という書き方をします。
例えば,以下のように引用します。
本文での引用の書き方
参考文献は本文で引用して初めて一覧に載せます。
その引用の方法にも色々種類がありますが,文系では主に下の方法が使われています。
- 門脇(2019)は,…と示している。
- …と述べられている(門脇,2019)。
どちらでも問題ないと思います。
また,参考文献に載せる順番は,「50音順」か「引用順」が主です。
こちらに関しても,絶対的な決まりはありません。
日本語と英語が混在している場合には,「ABC順」→「50音順」の順番で記載します。
参考文献つきレポートの例
これまでの内容をまとめると以下のようになります。
コメント